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鬼束ちひろ『Tiny Sereams』を聴く [音楽]

最近発売になった鬼束ちひろさんのニューアルバム『Tiny Screams』を買ったので通勤中にiPodで、そしてこの週末で自宅オーディオで聴いてみました。





このアルバムは昨年2016年の7月と11月に行われたライブの内容を収録したもので、CD(SHM-CD仕様)2枚組+DVD1枚の3枚組の重厚な作品となっています。(なんで今日日、映像ディスクがDVDなの?と思わなくは無いけれど)



鬼束ちひろさんはデビュー当時から椎名林檎さんと並んで大好きな女性歌手で、シングルもアルバムも勿論全て持っています。

一時期、不思議な方向にぶっ飛んでいましたが、その時ですら鬼束ちひろの歌力(うたぢから)を信じてファンであり続けてきました。



そんな私から見ても、収録曲のチョイスが素晴らしく、聴く前から喜びいっぱいでCDが自宅に届くやすぐにiPodに入れて毎日聴き込み、悦に浸っているわけです。



また、基本的にアコースティックライブであり、更にSHM-CDという高音質盤としてリリースをしているので、自宅のオーディオでボリュームを上げて聴ける週末が来るのを楽しみにしていたわけですが、いざ実際に聴いてみると・・・!





 



Tiny Sereams / 鬼束ちひろ




まずCDを書けた瞬間、ホールのライブ感、空気感が伝わってくるような透明感と楽器のリアルさにハッとします。

しかし、直後にマイク由来のノイズなのか何なのか分からないのですが、周期的にピンクノイズが左スピーカー側を中心にサーッと入り始め、鬼束さんの歌声が入ると消えていく・・・という現象が気になって仕方なくなります。

7月の大阪サンケイホールで収録した「茨の海」ではこの現象は確認できなかったので、11月の中野サンプラザホールでの収録時に混入してしまったノイズなのでしょうか。

いずれも気になるのですが、演奏が激しくなるとノイズをかき消すのでまぁ・・・まぁ・・・イイか。

このあたりは制作者サイドに気をつけて貰いたかったなぁ・・・ただでさえ素晴らしいアルバムなんだから・・・



と、愚痴もありつつ、しかし改めてアルバムを聴き込んで感じるのは、鬼束ちひろさんの圧倒的な歌力です。



体中から絞り出すように気を込めて歌うその歌声は、重々しく、痛々しくもあり、そして感動的なのです。



そしてその鬼束さんの歌をバックでガッチリ支えるピアノ、コントラバス、ドラム等の演奏、音が素晴らしく、鬼束ワールドに没入できるのです。





そして、私としては非常に嬉しかったのが、錚々たる代表シングルカット曲と一緒に、「King of Solitude」が収録されていたことです。

この曲は3枚目のアルバム「Sugar High」に収録されている曲で、他の名曲の様に別に何かのCMやドラマに使われた曲ではないのですが、個人的にこの曲が大好きなのです。

この曲を聴くと、なにか子供の頃に読んだ絵本を思い出すような言いようのない懐かしさを感じ、哀愁と悲哀を感じつつ、とても暖かい感情に包まれるのです。

この事は、「Suger High」発売時の感想文コンテストにも書いた記憶がありますが、その時に貰った鬼束さんのサインは未だに宝物です。

そして、ほかの曲をライブで歌う、そしてアルバムに収録することだって十分考えられたでしょうが、この曲が今回のアルバムに収録されたことが嬉しくてたまらない自分が、この曲を聴いて心洗われている自分がここに居るわけです。

鬼束さん、ありがとう!!



それにしても、デビュー当時から歌声と歌詞両方の説得力に素晴らしいものがありましたが、今の鬼束さんの歌声は、様々なことを乗り越えてきた円熟味が加わり、今まで以上に心に突き刺さる、時にえぐられる様な狂気と情熱を感じるようになりました。

このアルバム、確実にヘビーローテーションです。





あ~~~!!

また1stアルバムから順番に聴きこみたくなっちゃったなぁ。


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